大運とは?10年ごとの運気と十大主星・十二大従星の出し方を図解で解説

大運とは — 10年ごとに切り替わる干支のタイルが命式の上を流れていく様子を描いたキービジュアル

大運(だいうん)とは、10年ごとに切り替わりながら一生を流れていく「後天運」のことです。 生年月日で決まる命式が生まれ持った設計図だとすれば、大運はその上を順番に通過していく 10年単位の季節。同じ命式でも、いまどの大運の中にいるかで発揮されやすいテーマも エネルギー量も変わります。大運の干支からは、十大主星(その10年のテーマ)十二大従星(その10年のエネルギー)が導かれ、これが「人生が10年ごとにどんな エネルギー構成になるか」を読む物差しになります。

自分の大運表(年齢・干支・十大主星・十二大従星)をすぐ見たい方はこちら。
生年月日を入れるだけ・登録不要・完全無料です。

無料で自分の大運を調べる

大運とは — 命式の上を流れる「10年ごとの季節」

命式(年柱・月柱・日柱)は一生変わりません。変わるのは、そこに巡ってくる気のほうです。 算命学では、巡る気を大運(10年単位)流年(1年単位)の 2層で読みます。大運が「季節」、流年が「その日の天気」にあたる、と考えるとわかりやすいでしょう。 この3層の関係は、生年月日にかかわらずすべての人に共通です。

命式・大運・流年の3層構造。一生変わらない命式の上を、10年ごとの大運と1年ごとの流年が流れていくことを示す図 流年 1年ごと 昨年の干支 今年の干支 来年の干支 大運 10年ごと 前の大運 (10年間) いまの大運 (10年間) 次の大運 (10年間) ▼ いまはこの季節 命式 一生不変 年柱 ・ 月柱 ・ 日柱 あなたが生まれ持った設計図 → 時間
命式(不変)×大運(10年の季節)×流年(1年の天気)の3層構造。この関係はすべての人に共通。

この先の図解で【例】と付いているものは、計算の流れを具体的に見せるために、 同じひとつの命式(1987年12月28日生まれ・男性 → 年柱丁卯・月柱壬子・日柱辛亥)を通し例 として使っています。手順そのものはどの生年月日でも同じで、 あなた自身の立運・大運・星は無料診断で自動計算できます。

立運と順行・逆行 — あなたの大運はいつから、どちら向きに始まるか

最初の大運が始まる年齢を立運(りつうん)と呼びます。立運は、 生まれた日から節入り(せついり:暦の月の切り替わり日)までの日数を「3日=1年」で換算 して求めます。このとき、未来の節入りへ数えるか、過去の節入りへ数えるかは、 年干の陰陽と性別の組み合わせで決まります。

年干の陰陽 × 性別方向日数の数え方
陽の年干 × 男性/陰の年干 × 女性順行(干支を進める)生日 → 次の節入りまで
陰の年干 × 男性/陽の年干 × 女性逆行(干支を戻す)前の節入り → 生日まで
立運の計算例。1987年12月28日生まれ男性は年干丁が陰で逆行となり、前の節入りである大雪12月8日まで20日を3日=1年で換算して立運7歳になることを示す図 大雪(節入り) 12月8日 生日 12月28日 小寒 1/6 逆行 — 前の節入りまで 20日 20日 ÷ 3(3日=1年)→ 立運 7歳 通し例: 1987年12月28日生まれ・男性の場合 年干は丁(陰)× 男性 → 逆行
【例】立運の計算(通し例の場合)。陰の年干×男性なので逆行となり、前の節入り(大雪)まで20日 → 3日=1年で立運7歳。あなたの立運も同じ手順で決まり、日数と方向だけが変わる。 端数の扱いには流派差がある(Sanmei Scope は四捨五入)。

大運の干支は「月柱」から送っていく

大運の干支は、命式の月柱を起点に、六十干支の並びを1つずつ送って作ります。 順行なら次の干支へ、逆行なら前の干支へ。10年ごとに1つ進むので、 立運から100年ぶんで10個の大運が並びます。大運が月柱から派生するのは、 月柱が「その人の生きる環境・季節」を表す柱だからです。

大運の干支の作り方。月柱の壬子を起点に、逆行では六十干支を1つずつ戻して辛亥、庚戌、己酉、戊申と大運が並ぶことを示す図 壬子 月柱(起点) 辛亥 庚戌 己酉 戊申 7〜16歳 17〜26歳 27〜36歳 37〜46歳 逆行 → 六十干支の並びを1つずつ「戻す」(順行なら癸丑、甲寅…と「進める」) 起点はあなたの月柱。10年ごとに1つ送るだけ
【例】大運の干支の作り方(通し例・逆行の場合)。月柱の壬子から1つずつ戻していく。 あなたの大運も、あなたの月柱を起点に同じ手順で並ぶ。

十大主星 — その10年の「テーマ」を表す星

大運の干支が決まったら、そこから星を導きます。まず十大主星(じゅうだいしゅせい)。 これは日干(あなた自身)から見て、大運の天干がどんな関係にあるか(十神)を星に 翻訳したものです。関係は「生じる・生じられる・剋す・剋される・同質」の5種×陰陽2種で10通り。 その10年をどんなテーマで生きることになりやすいかを表します。

十大主星の導き方。日干の辛から見て大運の干の戊は正印の関係にあたるため、玉堂星が導かれる流れを示す図 日干(あなた) 大運の天干 土が金を生じる(陰×陽)= 正印 玉堂星 学び・知性の10年 日干 × 大運の干 → 十神 → 十大主星。命式の中の星とまったく同じ導き方
【例】十大主星の導き方(通し例: 日干辛 × 大運戊申の場合)。戊は辛を生じる正印 → 玉堂星(習得・学問)の10年。あなたの場合は、あなたの日干×大運の干で同じ表を引く。
十神(日干との関係)十大主星その10年のテーマ
比肩(同質・同陰陽)貫索星自立・マイペースの貫徹
劫財(同質・異陰陽)石門星仲間・組織・協調
食神(生じる・同陰陽)鳳閣星楽しみ・自然体の表現
傷官(生じる・異陰陽)調舒星感性・こだわりの表現
偏財(剋す・同陰陽)禄存星愛情・奉仕・お金の循環
正財(剋す・異陰陽)司禄星蓄積・家庭・堅実
偏官(剋される・同陰陽)車騎星行動・挑戦・勝負
正官(剋される・異陰陽)牽牛星責任・名誉・役割
偏印(生じられる・同陰陽)龍高星探究・変革・旅
正印(生じられる・異陰陽)玉堂星学問・知性・伝統

十二大従星 — その10年の「エネルギー量」を表す星

もうひとつが十二大従星(じゅうにだいじゅうせい)です。こちらは 日干と大運の地支の関係から導きます。日干の気が、その地支の場所で 人の一生(胎→養→長生→…→絶)のどの段階にあたるか(十二運)を求め、それを星に翻訳したもの。 各星は1〜12点のエネルギー点数を持ち、その10年の体力・勢いの量を表します。

十二大従星の導き方。日干の辛は地支の申の場所で帝旺という最も盛んな段階にあたるため、エネルギー12点の天将星が導かれる流れを示す図 日干(あなた) 大運の地支 辛の気は申の場所で「帝旺」=最も盛ん 天将星 エネルギー最大 12点 日干 × 大運の支 → 十二運 → 十二大従星。点数を並べるとエネルギー推移グラフになる
【例】十二大従星の導き方(通し例: 日干辛 × 大運戊申の場合)。申の場所で帝旺 → 天将星(12点)の10年。あなたの場合は、あなたの日干×大運の支で同じ表を引く。
十二運(気の段階)十二大従星点数エネルギーの状態
胎(宿る)天報星3方向が定まる前の可能性
養(育てられる)天印星6守られながら育つ
長生(生まれる)天貴星9すこやかに伸びる
沐浴(揺れる)天恍星7華やかで移ろいやすい
冠帯(一人前へ)天南星10前進力と反骨
建禄(充実)天禄星11着実で堅い充実
帝旺(頂点)天将星12最大エネルギー・統率
衰(円熟)天堂星8落ち着きと熟成
病(内省)天胡星4感受性と直感が冴える
死(静止)天極星2静かで無欲、精神性
墓(蓄える)天庫星5探究と継承
絶(漂う)天馳星1最小だが瞬発力

Sanmei Scope の診断結果「運気の流れ」の章では、この点数を10年ごとに折れ線でつないだ 大運エネルギー推移グラフと、年齢・大運・十大主星・十二大従星の一覧表を自動表示します。

流年との絡み — 巡ってくる年の干支と命式の兼ね合い

大運という10年の季節の上に、毎年の干支(流年)が巡ってきます。 流年や大運の干支は、命式の干支と絡み(干合・冲・刑・会局・天中殺)を起こすことがあり、 これがその年・その10年の「出来事の起こりやすさ」を読む手がかりになります。

流年と命式の絡みの例。2026年の丙午が命式の日干辛と丙辛干合を、月支の子と子午冲を起こすことを示す図 流年 丙午 2026年にめぐる干支 辛亥 壬子 丁卯 日柱月柱年柱 丙辛干合 日干と結ぶ=変化の年 子午冲 環境が動く 絡みは吉凶の断定ではなく「どの領域が動きやすいか」を読む物差し
【例】流年の絡み(通し例 × 2026年丙午の場合)。日干との丙辛干合と月支との子午冲が同時に起きる年。 どの絡みが起きるかは命式ごとに異なり、診断ページで自動判定される。
絡み起きること読み方の目安
干合巡る干と命式の干が結びつく縁・結びつき・質の変化。日干との干合は転機の象
正反対の支がぶつかる移動・住環境・体制の「動」。自分から動くと消化しやすい
半会・三合支が結び、五行の局を作るその五行のテーマに追い風。会局の完成は特に強い
気の強い支がこすれ合う摩擦・調整ごと。丁寧さと手直しに向く
天中殺巡る支が空亡の2支に該当結果を急がず種まき・整理に向く2年間

立運の端数処理(Sanmei Scope は「3日=1年」の四捨五入)や大運の数え方には流派差があります。 また、大運・流年は特定の出来事を予言・保証するものではなく、「どの領域が動きやすいか」を読む 伝統的な物差しとして扱ってください。

よくある質問

Q. 大運はいつ切り替わりますか?
A. 最初の大運が始まる年齢(立運)は人によって異なり、生日から節入りまでの日数を「3日=1年」で 換算して求めます(1〜10歳の間になります)。以後は10年ごとに次の干支の大運へ切り替わります。 たとえば立運7歳なら、7歳・17歳・27歳…が切り替わりのタイミングです。
Q. 十大主星と十二大従星の違いは何ですか?
A. どちらも日干(あなた自身)と対象の干支の関係から導く星ですが、十大主星は天干から導く 「性質・テーマ」の星、十二大従星は地支から導く「エネルギーの量と状態」の星です。大運に当てはめると、 主星がその10年のテーマ、従星がその10年の体力・勢いを表します。
Q. 大運と流年はどちらを重視すべきですか?
A. 大運は10年続く「季節」、流年は1年ごとの「天気」にたとえられます。人生の大きな流れや環境の変化は 大運で、その年ごとの出来事の起こりやすさは流年で読む、と役割が異なります。流年の吉凶も、 いまどの大運の中にいるかによって現れ方が変わるとされるため、両方を重ねて読むのが基本です。

関連ページ