異常干支とは?13種類の一覧と意味をわかりやすく解説

異常干支とは — 六十干支のなかで特別な気を宿す13の干支が星座のようにつながるキービジュアル。通常異常干支6種は金、暗合異常干支7種はピンクで示している

異常干支(いじょうかんし)は、算命学で使われる六十干支(ろくじっかんし:甲子〜癸亥の60通り)のうち、 特に個性が異質とされる13種類の干支のことです。13種は、異常性が比較的穏やかに現れるとされる 通常異常干支(6種)と、天干と蔵干が干合してより強く現れるとされる 暗合異常干支(7種)に分かれます。命式(年柱・月柱・日柱)にこの干支を持つ人は、 独特な発想力や鋭い感性を示すとされ、「天才肌」と表現されることもあります。 このページでは、13種類の一覧と2つの分類の違い、自分の命式での調べ方を図解で解説します。

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異常干支とは — 六十干支のうち13種類の特別な干支

算命学では、十干と十二支の組み合わせ「六十干支」で暦と命式を表します。60種類の干支は10個ずつ 6つの旬(じゅん)に分かれますが、このうち13種類が「通常の干支とは異なる特殊な気を持つ」 異常干支とされています。60種類中13種類ですから、およそ5人に1人はいずれかの柱に 異常干支を持っている計算になります。

六十干支の一覧表。甲子から癸亥までの60干支を旬ごとに10個×6行で並べ、異常干支13種をハイライトした図。通常異常干支6種は金色、暗合異常干支7種は紫色で示す 六十干支(横1行 = 一旬10干支) 甲子乙丑丙寅 丁卯戊辰己巳 庚午辛未壬申 癸酉 甲戌 乙亥 丙子丁丑 戊寅己卯 庚辰 辛巳 壬午 癸未 甲申乙酉 丙戌 丁亥 戊子 己丑庚寅 辛卯壬辰 癸巳 甲午乙未 丙申丁酉 戊戌 己亥 庚子 辛丑壬寅 癸卯 甲辰乙巳 丙午丁未 戊申己酉 庚戌 辛亥 壬子癸丑 甲寅乙卯 丙辰 丁巳 戊午己未 庚申辛酉 壬戌癸亥 通常異常干支(6種) 暗合異常干支(7種)
六十干支のうち異常干支は13種。第1旬(甲子〜癸酉)にはひとつもなく、第2旬以降に散らばっている。

通常異常干支(6種)と暗合異常干支(7種)の違い

13種類の異常干支は、成り立ちによって2つに分類されます。通常異常干支(6種)は 異常性が比較的穏やかに現れるとされる組み合わせ。一方の暗合異常干支(あんごういじょうかんし・7種)は、 柱の天干と、地支の中に蔵された天干(蔵干)が 干合(かんごう:特定の干どうしが強く結びつく関係)する組み合わせで、 表の気とかくれた気が水面下で結びつくぶん、異常性がよりはっきり現れるとされます。

暗合のしくみ。暗合異常干支の例として丙戌を取り上げ、天干の丙と地支戌の中に蔵された蔵干の辛が干合で結びつくことを示す図 例: 丙戌(暗合異常干支) 天干(表の気) 地支 蔵干(かくれた気) 丙と辛が干合 表の天干と、地支にかくれた蔵干が 水面下で結びつく =「暗合」 干合の5ペア: 甲己・乙庚・丙辛・丁壬・戊癸 この結びつきを持つ7種が暗合異常干支
暗合のしくみ(丙戌の例)。戌の蔵干(戊・辛・丁)のうち辛が、天干の丙と干合の関係にある。
分類干支(読み)特徴
通常異常干支
(6種)
甲戌(きのえいぬ)・乙亥(きのとい)・戊戌(つちのえいぬ)・庚子(かのえね)・辛亥(かのとい)・丁巳(ひのとみ) 異常性が比較的穏やかに現れるとされる
暗合異常干支
(7種)
丙戌(ひのえいぬ)・丁亥(ひのとい)・戊子(つちのえね)・己亥(つちのとい)・辛巳(かのとみ)・壬午(みずのえうま)・癸巳(みずのとみ) 天干と蔵干が干合し、異常性が強く現れるとされる
暗合異常干支天干干合する蔵干干合の組
丙戌辛(戌の蔵干)丙辛
丁亥壬(亥の蔵干)丁壬
戊子癸(子の蔵干)戊癸
己亥甲(亥の蔵干)甲己
辛巳丙(巳の蔵干)丙辛
壬午丁(午の蔵干)丁壬
癸巳戊(巳の蔵干)戊癸

異常干支を持つ人の特徴(伝統的な解釈)

伝統的な解釈では、異常干支は「通常の干支とは異なる特殊な気」を持つとされ、次のような傾向で語られます。

異常干支を持つ人の3つの特徴。独特な発想力、鋭い感受性と直感、周囲に理解されにくい個性という伝統的な解釈を示す図 独特な発想力 常識にとらわれない視点 鋭い感受性・直感 芸術・研究など専門分野で発揮 個性ゆえの孤独感 周囲に理解されにくい場面も
伝統的に語られる3つの傾向。「天才肌」という表現はこの組み合わせから来ている。

いずれも「そういう気質の傾向がある」という伝統的な解釈であり、優劣や吉凶を断定するものではありません。 また、持っている柱(年柱・月柱・日柱)によって表れ方が違うと解釈されます。占いの結果は娯楽・参考情報として、 ご自身の個性を見つめるきっかけ程度にお楽しみください。

自分の命式に異常干支があるか調べる方法

異常干支の判定には、まず生年月日から年柱・月柱・日柱の干支(命式)を正確に求める必要があります。 特に月柱は二十四節気(暦の節目)を基準に決まるため、手計算では間違えやすいポイントです。

異常干支を調べる4つのステップ。生年月日から年柱・月柱・日柱の干支を求め、13種の異常干支と照合し、該当の有無と柱がわかる流れ 1 生年月日 入力はこれだけ 2 命式を計算 年柱・月柱・日柱の干支 3 13種と照合 通常6種+暗合7種 4 判定結果 該当する柱と分類がわかる
異常干支を調べる流れ。Sanmei Scope は二十四節気の暦データで 2〜4 を自動計算し、 該当する柱と通常/暗合の分類まで表示する。

Sanmei Scope では、二十四節気の暦データに基づいて命式を計算し、年柱・月柱・日柱のいずれかに 異常干支が含まれるかを自動で判定します。該当する場合は、通常異常干支か暗合異常干支かの分類も表示されます。

よくある質問

Q. 異常干支は全部でいくつありますか?
A. 13種類です。通常異常干支の6種(甲戌・乙亥・戊戌・庚子・辛亥・丁巳)と、 暗合異常干支の7種(丙戌・丁亥・戊子・己亥・辛巳・壬午・癸巳)に分かれます。
Q. 暗合異常干支とは何ですか?
A. 天干と、地支の中に蔵された天干(蔵干)が干合する7種の干支(丙戌・丁亥・戊子・己亥・辛巳・壬午・癸巳)の ことです。表の気とかくれた気が水面下で結びつくため、通常異常干支より異常性(個性の強さ)が はっきり現れるとされます。
Q. 異常干支を持っていると何が違うのですか?
A. 伝統的な解釈では、独特な発想力や鋭い感性を示すとされ、「天才肌」と表現されることもあります。 常識にとらわれない視点を持ちやすい反面、周囲に理解されにくさを感じることもあるとされます。 占いは娯楽・参考情報としてお楽しみください。
Q. 自分の命式に異常干支があるか調べるには?
A. 生年月日から年柱・月柱・日柱の干支を求め、そのいずれかが13種類の異常干支に該当するかを確認します。 Sanmei Scope では生年月日を入力するだけで無料で自動判定できます。

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