異常干支を持つ人の割合は約2人に1人 — 100年・36,525日の実測データ

異常干支の割合のデータノート — 年柱・月柱・日柱の三本柱のうち日柱だけが異常干支の甲戌になっている命式(2026年8月28日の丙午・丙申・甲戌)を例に、どこか1本に持つ人は約2人に1人(53.55%)というキービジュアル

異常干支(いじょうかんし)は、六十干支(かんし:十干と十二支の組み合わせ、全60種)のうち 「個性が異質に現れやすい」とされる13種類の干支です。よく「珍しい」「レア」と紹介されますが、 実際のところ、命式に異常干支を持つ人はどれくらいいるのでしょうか。 Sanmei Scope の暦計算エンジンで1926年から2025年までの100年・36,525日を全数計算して調べました。

結論: 年柱・月柱・日柱のどこか1本以上に異常干支を持つ生まれ日は53.55% — 約2人に1人です。 一方で、日柱に持つ人は21.66%(約4〜5人に1人)3柱すべてが異常干支なのは1.08%(100年で396日)。 「異常干支は珍しいのか」という問いの答えは、どの柱で数えるかで大きく変わるのです。

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実測結果 — 何本の柱に持つ人がどれくらい?

36,525日それぞれを「その日に生まれた人の命式」として年柱・月柱・日柱を計算し、 異常干支が何本の柱にあるかを数えました。分布は次のとおりです。

異常干支を持つ柱の本数の分布を示す横棒グラフ。0本が46.45%、1本が41.00%、2本が11.47%、3本が1.08%で、1本以上の合計は53.55% 1本以上持つ = 53.55%(約2人に1人) 0本 1本 2本 3本 46.45%(16,965日) 41.00%(14,976日) 11.47%(4,188日) 1.08%(396日)
異常干支を持つ柱の本数の分布(1926〜2025年の36,525日)。1本だけ持つ人が41.00%と最も多く、 まったく持たない人(46.45%)より「どこかに持つ人」(53.55%)のほうが多い。

13種は60干支の21.67%を占めるので、柱が3本あれば「どこかに当たる」確率はかなり高くなります。 つまり「異常干支を持っている」こと自体は多数派で、珍しさを語るなら 「どの柱に・何本あるか」まで見る必要があります。 なお、異常干支のうち暗合異常干支(7種)をどこかの柱に持つ生まれ日は33.77%(12,335日)、 通常異常干支(6種)は27.20%(9,936日)で、両方を持つ日も7.42%(2,711日)あります。

柱ごとの割合 — 日柱はほぼ理論値、年柱だけ高い

次に、柱ごとに異常干支の割合を見ます。60干支のうち13種なので、理論値は 13 ÷ 60 = 21.67%。実測はどうでしょうか。

柱ごとの異常干支の割合を理論値と比べた棒グラフ。日柱21.66%と月柱21.53%は理論値21.67%とほぼ一致し、年柱だけ24.00%と高い 理論値 13/60 = 21.67% 24.00% 21.53% 21.66% 年柱 月柱 日柱 8,766日 7,863日 7,911日 窓に入る年数で変わる 60日周期でほぼ均等
柱ごとの異常干支の割合(1926〜2025年)。日柱と月柱は理論値の21.67%にほぼ一致し、 年柱だけ24.00%と高い。

日柱は60日でひと回りするため、100年の中では13種がほぼ均等に現れます (実測では1種あたり608〜609日ずつ)。だから実測21.66%は理論値とぴったり重なります。 一方年柱は60年でひと回りするので、100年という「窓」に何回入るかで割合が変わります。 1926〜2025年の窓では、13種のうち11種が2回・辛亥(かのとい)と丁巳(ひのとみ)の2種だけが1回巡ってきて、 異常干支の年は100年のうち24年 — それがそのまま24.00%になっています。 どの100年を切り取るかで、この数字だけは少し動くわけです。

その「異常干支の年」を一覧にすると次のとおりです。年柱の干支は立春(2月上旬)で切り替わるため、 ここでは立春から翌年の立春までをその干支の年として、始まりの西暦年で示しています。

年柱の干支分類1926〜2025年で該当する年次に巡る年
甲戌(きのえいぬ)通常1934年・1994年2054年
乙亥(きのとい)通常1935年・1995年2055年
辛巳(かのとみ)暗合1941年・2001年2061年
壬午(みずのえうま)暗合1942年・2002年2062年
丙戌(ひのえいぬ)暗合1946年・2006年2066年
丁亥(ひのとい)暗合1947年・2007年2067年
戊子(つちのえね)暗合1948年・2008年2068年
癸巳(みずのとみ)暗合1953年・2013年2073年
戊戌(つちのえいぬ)通常1958年・2018年2078年
己亥(つちのとい)暗合1959年・2019年2079年
庚子(かのえね)通常1960年・2020年2080年
辛亥(かのとい)通常1971年2031年
丁巳(ひのとみ)通常1977年2037年

この一覧の年に生まれた人は、それだけで異常干支を1本(年柱に)持っていることになります。 通常・暗合の分類の意味は異常干支の解説ページで詳しく説明しています。

3柱すべて異常干支 — 100年で396日(1.08%)

では、年柱・月柱・日柱のすべてが異常干支になる生まれ日はどれくらいあるのでしょうか。 全数計算では100年で396日、全体の1.08%でした。およそ92日に1日の計算ですが、 現れ方には強い偏りがあります。

36,525日から3柱すべて異常干支の396日に絞り込まれる過程を示す図。年柱が異常干支なのは8,766日、さらに月柱も異常干支なのは1,785日、さらに日柱も異常干支なのは396日 100年の全日数 36,525日 1926年1月1日 〜 2025年12月31日 年柱が異常干支(100年中24年) 8,766日 全体の24.00% さらに月柱も異常干支 1,785日 全体の4.89% さらに日柱も異常干支 3柱すべて 396日 全体の1.08% 例: 2020年12月11日生まれ = 庚子・戊子・戊子
36,525日からの絞り込み。最初の関門は年柱で、異常干支の年(100年中24年)の生まれでなければ 3柱そろいは起こらない。

図のとおり、最初の関門は年柱です。3柱すべての該当日は、異常干支の年にしか現れません。 言いかえると、100年のうち76年はゼロで、異常干支の年24年に396日が集中します — 現れる年には平均16〜17日もあるわけです。 たとえば庚子の年だった2020年には、2020年12月11日生まれ(庚子・戊子・戊子)のように 3柱すべてが異常干支の命式が生まれています。

なお、算命学で異常干支は「変わった感性・独自の発想が現れやすい形」と解釈されるもので、 本数が多いほど良い・悪いというものではありません。何本あるかは個性の「濃さ」の目安として、 娯楽・参考情報の範囲でお楽しみください。

計測方法: Sanmei Scope の命式計算エンジン(二十四節気の暦データに基づく年柱・月柱・日柱の算出)で、 1926年1月1日〜2025年12月31日の36,525日を1日ずつ全数計算しました。 異常干支の定義は本サイトの判定と同じ13種(通常異常干支6種 + 暗合異常干支7種)です。 本文の割合・日数・干支はすべてこの再計算から導出しており、同じ値を守る自動テストを併設しています。 年柱・月柱は立春・節入りで切り替わる算命学の流儀に従います。

よくある質問

Q. 異常干支を持つ人は珍しいですか?
A. どの柱で数えるかによります。1926〜2025年の36,525日を全数計算すると、 年柱・月柱・日柱のどこか1本以上に異常干支を持つ生まれ日は53.55%で、約2人に1人でした。 日柱に限れば21.66%(約4〜5人に1人)、3柱すべてが異常干支なのは1.08%です。
Q. 3柱すべてが異常干支になることはありますか?
A. あります。100年間で396日(全体の1.08%)が該当しました。年柱が異常干支の年 (100年のうち24年)にしか現れないため、現れる年には集中して年16〜17日ほどになります。 例えば2020年12月11日生まれは庚子・戊子・戊子で、3柱すべてが異常干支です。
Q. 自分の命式に異常干支があるか調べるには?
A. 生年月日から年柱・月柱・日柱の干支を求め、異常干支13種 (甲戌・乙亥・丙戌・丁亥・戊子・戊戌・己亥・庚子・辛巳・辛亥・壬午・癸巳・丁巳)に 該当するか見比べます。Sanmei Scope では生年月日を入力するだけで 無料・登録不要で自動判定できます。

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